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耐震性は大丈夫ですか？
近年、各地で大地震が起こり日本人の地震に対する意識は高まっています。特に埼玉、東京、千葉などの関東地方は、何度となく｢第二の関東大震災｣の危機が叫ばれており、建築物全般に耐震・免震性が必要とされているのです。住宅をリフォームするにあたって、現在住んでいる家がどの程度の耐震・免震性を備えているか、まず確認する必要があります。
この作業はリフォームの参考になるだけではなく、建物の老朽化や白アリの被害、支柱の不足などの、住宅の欠点を確認するという効果もあります。
リフォームの目的はなんですか？
意外なことですが、築年数が経ったからなんとなく住み飽きたなど、あまり明確ではない理由でリフォームを依頼する方が多くいらっしゃいます。しかし、施工業者に依頼する場合は具体的なリフォーム方針を決めたほうが設計や工事の期間や費用などを抑えることができます。また、しっかりとした方向性でリフォームするほうが、住人にとっても住み良い住宅になるものです。
リフォームの方針
住宅の性能を高めたい
やはり築年数の経った住宅は各所で不具合が生じるものです。また、リフォームによって耐震・免震性、防犯性などを高めるのは、現代においては必須と言えるでしょう。
快適さを求めたい
ずっと同じ住宅に住んでいるうちに、新築の頃は気づかなかった住宅の欠陥に気づくものです。比較的築年数の少ないうちでも、このような目的でリフォームを依頼される方も少なくありません。快適さを求めるリフォームの場合、特に｢住宅が持っている欠点｣を洗い出し、具体的なリフォーム方針を考えていかなければなりません。
ライフサイクルの変化
家族が増えたり、年老いたりすることで自然にライフスタイルは変化していきます。この場合、部屋や離れの増築、バリアフリー化など必要とされることは多いでしょう。ライフサイクルは長い間に替わっていくものですから、将来を見据えたリフォーム方針も必要となっていきます。
環境や自然、周囲を意識したリフォームを考えましょう
リフォームする場合も周囲との調和は大切です。自然に調和したリフォーム、住宅街なら周囲の住宅に調和したリフォームなどは、長い目で見た場合、重要な要素となります。今までの住宅に飽きたからといって周囲の景観に調和しないリフォームをしてしまうと、環境的な見地だけではなく周囲との人間関係にも影響します。別な外観にリフォームするといっても、周囲を無視した独りよがりな外観にしてしまうのは考えものです。
